吾妻渓谷と八ッ場ダムに行く直前に、スマホの機種変更をした。
毎度のことだけど、2年たってフル充電のバッテリーがお昼には30%ぐらいになっちゃうからだ。
馬の顔のように細長いのが、ちょっとアレだなと思った。
けど、ドコモのお姉さんと相談して11月1日発売のXperia 5 SO-01Mにした。
(Xperiaが気に入ってるので、迷ったのはシリーズの中でどれにするかということ)
まだ一週間しか使っていないけど、長すぎて持ちにくいのでは?という心配は杞憂だった。
有機ELディスプレイはとてもきれいで申し分ない。
まだ機能の1/10も使ってないけど、ゆるーい感じで使っていこうと思う。
スマホのカメラを使うのは、手軽に撮影するとき、そのデータをすぐに誰かとシェアしたいとき
それからメモ代わりに情報を記録したいときなどだ。
SO-01Mはトリプルカメラが備わっていて、標準・望遠・超広角の3種類のレンズをタッチ一つで切り替えられる。
でも所詮スマホのカメラ・・と思っていたので、まぁちょっと望遠を使うこともあるかなと。
私が普段使っているSONYの DSC-RX1は、分類的にはデジカメになる。
単焦点レンズと本体を一体化することで、小型軽量ながら最大限に能力を引き出したフルサイズモデル。
難点は望遠のショットが撮れないので、多少その代わりになればいいかなぐらいの感じだった。
実は先日の吾妻渓谷への日帰り旅行で、ひとつ驚きの発見があった。
撮影旅行だから、いつも使ってるカメラを持っていく。
状況によって、スマホといつものカメラ、両方で撮影することもある。
八ッ場大橋から八ッ場ダムを眺めたとき、このスケール感を切り取るには画角が広いほうがいいと思った。
なので、ほんの試しにスマホの超広角レンズがどれほどのものか・・と撮影してみた。(下の写真)
撮った写真をスマホで確認したときはわからなかったが、PCで表示してみると、「え?!ええぇぇ??」と正直驚いてしまった。
すごくクリアな画質で、一言で言えばとってもきれいな写真なのである。
ただ、ちょっと人工的な雰囲気があるかな。1/fのゆらぎがないというか。
ちなみに、同じタイミングで DSC-RX1で撮影したのが下の写真だ。
RAWデータに多少手を加えているが、web上でみる通常のサイズの写真なら、どっちがスマホで撮影したかわからないんじゃなかろうか。
もちろん大きなサイズでみれば、スマホで撮ったほうは正面の山の緑がつぶれていたりするので違いはわかる。
けれど印刷もせず横幅600ピクセルぐらいなら、多分、画質の好き嫌いというレベルのような気がする。
しかし、比べてみると、SO-01Mの超広角っぷりがものすごい。
知人に話すと、ソフトウエアでだいぶ補っているんじゃないかと言われた。
確かに、SONYのサイトには
「 ソニーのデジタル一眼αTMで培った技術とノウハウをXperiaのカメラに惜しみなく投入 」
と書いてある。そうなのかもしれない。
DSC-RX1は大のお気に入りだし、RAWデータで撮影できることがとても重要。
撮影条件の悪い時など、スマホでは及ばない撮影ができる。
でも、カメラを持ち歩かないことも多い。
必ず持ち歩き気軽に撮影できるスマホで、それなりの撮影が可能なら、
写真で語る記事を書くスタイルのライターにとっては、とても魅力的なツールになる。
ちなみに、鹿飛橋もスマホの標準レンズで撮影したものがある。
この橋の写真に関しては、やっぱりDSC-RX1で撮影したほうが好きだなって思う。